可児市・美濃加茂市・加茂郡で
お葬式をお手伝いさせていただいている
🌳のうひ葬祭がお届けする
葬儀の豆知識。
今回のテーマは
【保存版】
焼香の作法と宗派の違い
岐阜・美濃加茂で
葬儀に参列する前に
です😊✨
目次
1.【はじめに】
「焼香」は故人への最後のご挨拶
2. 焼香の基本作法をマスターするために
3.宗派によって違う
「焼香の回数と作法」
4. 焼香でよくある質問Q&A
1.【はじめに】
「焼香」は故人への
最後のご挨拶
お葬式に参列するとき、
多くの人が少し緊張する場面――
それが「焼香(しょうこう)」のとき
ではないでしょうか。
😑「何回すればいいの?」
😐「香をどう持てばいいの?」
と迷う方も少なくありません。
実は焼香は、
香りを通して故人に祈りと感謝を伝える
大切な儀式です☝️
もともと、
古代インドの風習が仏教に取り入れられ、
日本でも長く受け継がれてきました。
香の煙が天へと昇るように、
心を落ち着かせ、
故人を想う気持ちを静かに届ける――
そんな意味が込められています。
形や作法は宗派によって少しずつ異なりますが、
共通しているのは
「心をこめて手を合わせる」
ということ。
たとえ細かな手順を間違えても、
大切なのは故人を想う心です😌💕
このブログでは、
・焼香の基本的な流れ
・宗派ごとの回数や作法の違い
・よくある疑問(順番・数珠・マスクなど)
を、岐阜・美濃加茂地域の風習にも触れながら
分かりやすくご紹介します。
「参列前に知っておいてよかった」
と感じていただけるよう、
ひとつひとつ丁寧に解説していきますね。
2.焼香の基本作法を
マスターするために
焼香の作法には、
「立礼(りつれい)」と
「座礼(ざれい)」の2つの形があります。
地域や式場の形式によって異なりますが、
岐阜・美濃加茂地域の葬儀では、
多くの場合「立礼焼香」が一般的です💁
ここでは、立礼の場合の流れを中心に、
誰でも安心して行える
基本マナーをご紹介します。
🔹焼香の基本の流れ(立礼の場合)
①順番を待つ
席で静かに待ち、前の方が戻られてから
ゆっくりと進みます。
焦らず、姿勢を正して
一歩ずつ進むことが大切です。
②遺族へ一礼する
焼香台の手前で、
喪主や遺族の方に軽く一礼します。
目線を合わせる必要はなく、
自然な角度で心を込めて。
③祭壇に向かって一礼する
次に祭壇に向かって深く一礼し、
心の中で「安らかに」などと
故人に語りかけます。
④香をつまみ、焼香する
右手の親指・人差し指・中指の
3本で少量の香をつまみます。
宗派によっては
額に押しいただく場合もあります。
(※次ブロックで詳しく解説)
香炉に静かに落とし、
煙を見つめながら
祈りの気持ちを込めましょう。
⑤合掌する
胸の前で両手を合わせ、
目を閉じて故人を想います。
このとき、
数珠は左手に掛けたまま
両手で包むように合掌します。
⑥祭壇に一礼して下がる
もう一度祭壇に軽く一礼し、遺族へも一礼。
後ろを向くときは焦らず、
静かに席へ戻ります。
🔸座礼焼香の場合
座席の前に香炉が置かれる法要などでは、
座ったまま焼香する場合もあります。
立ち上がらず、
上体だけを前に向けて焼香します。
この際も「静かに・丁寧に」を
心がけることが大切です。
✅ポイント:マナーよりも
「落ち着いた所作」を
焼香の手順は難しくありませんが、
最も大切なのは
「慌てずに、心をこめること」
仏教では、
「香は心を清めるもの」とされます。
作法を覚えるのはもちろんですが、
香の香りを感じながら
故人を想う時間を大切にしましょう。
3.宗派によって違う
「焼香の回数と作法」
葬儀の場で「焼香(しょうこう)」に臨む際、
多くの方が「何回焼香すればいいの?」
「香を額まで持ち上げていいの?」と
迷われることがあります。
実は、焼香の回数・所作
(香を額に掲げる“おしいただく”かどうか)
には、宗派ごとに違いがあります☝️
ここでは、代表的な仏教の宗派を例に、
回数と作法の違いをわかりやすく解説します。
🔍宗派ごとの
焼香回数・所作のポイント
以下はあくまで
「一般的によく言われる例」です。
地域・寺院・式場の進行によって
多少異なる場合もあります。
あまり細かく悩みすぎず、
心を込めてお参りすることが大切です。
| 宗派 | 焼香の回数(目安) | 香を額に掲げる(おしいただく)所作 | 補足ポイント |
|---|---|---|---|
| 浄土真宗(本願寺派) | 1回 | 「おしいただかない」ことが基本 | 抹香をそのまま香炉にくべる。 |
| 浄土真宗(大谷派) | 2回 | おしいただかない | 2回行う例が多く、1回で済む場合もあります。 |
| 真言宗 | 3回 | おしいただくことが一般的 | 「三宝(仏・法・僧)」「身・口・意(三つの行)を清める」など3の数字に意味をもたせる教義も。 |
| 曹洞宗 | 2回 | 1回目はおしいただき、2回目はそのままくべるケースが多い | 1回のときもありますが、2回を基本とする寺院も。 |
| 天台宗 | 1回~3回 | おしいただくことが多い | 回数の厳格な定めが少なく、案内によって1回にされることも。 |
| 日蓮宗 | 1回または3回 | おしいただく所作あり/無い所もあり | 導師と参列者で回数を変えるケースがあります。 |
❓「回数が分からない」「案内では1回で」
そういうときは?
枠にとらわれすぎず、
「1回でも3回でも、心を込めて」
という気持ちが重要です。
会場で「焼香1回でお願いいたします」と
案内されることもあります💁♀️
その場合はその指示に従いましょう。
自分の信仰されている宗派が
分かる場合はその作法で良いですが、
分からなければ「1回または3回」が無難
という見方もあります。
「おしいただく(額まで香を掲げる)」所作も
宗派により異なります。
迷う場合は、
周りの参列者の動きにあわせると安心です。
💠岐阜・美濃加茂で参列する際のワンポイント
岐阜・美濃加茂地域でも、
宗派の伝統だけでなく、
式場や遺族の意向、参列者の多さによって
「焼香1回で」という流れに
なることもあります。
そのため、参列前に
🙋♂️「何回ですか?」と
軽く確認できると安心です。
たとえば、
喪主への挨拶時や受付時に係の方に
一言「焼香は何回でしょうか?」と
伺うのもマナーの一つです。
また、
数珠を左手に掛けて焼香台へ進むなど、
基本作法を押さえておくだけでも
落ち着いて行えます。
回数・所作の違いはあれど、
共通しているのは
「故人を想い、静かに手を合わせる」
という心づかいです😊
4.焼香でよくある質問Q&A
🔷Q1. 焼香の順番を間違えたら
どうすればいい?
会場で「ご家族→親族→ご参列者」と
順番が案内されることが多いですが、
もし順番を少し外してしまっても大丈夫です。
大切なのは心をこめて静かに手を合わせること。
焦らず、落ち着いて進み、
遺族の方や係の方に一礼してから
席へ戻れば安心です。
実際、参列者向けガイドでも
「迷ったら前の人の動きを見て進めばOK」
と案内されているケースがよくあります🙆♀️
🔷Q2. 焼香のとき深くお辞儀する必要は?
立礼焼香(立ったままの焼香)では、
香炉の横まで進んだら遺族の方・祭壇への
軽いお辞儀で十分です。
深く長く頭を下げる必要はありません。
合掌を含めた所作が
一連の「敬意」の表れとなるため、
姿勢を整えてゆっくりと行えば丁寧に見えます。
会場の案内に
「立ち上がって、香炉前までお進みください」
と書いてあることもあります🪧🖊
🔷Q3. 香をつまんだとき、
香炉に落としてしまったら?
万が一、香を多くつまんでしまって
落ちてしまったり、
手が震えて落ちそうになっても、
慌てずにゆっくり一度合掌してから
席へ戻りましょう。
葬儀では「心を落ち着けて行う」ことが
最重要です☝️
作法に完璧を求めすぎず、
「故人を想う気持ち」が伝われば
問題ありません。
香の量や落とし方については
「少なめにつまんで静かにくべる」
ことが一般的とされています。
🔷Q4. 焼香時にマスクは外すべき?
最近では感染対策のため
マスクを着用しての参列が
当たり前となっています😷
焼香の場面でも、式場側から
「マスクを着けたままで構いません」との
アナウンスがある場合もあります。
もし指定がなければそのまま着用し、
香炉の前で軽くお辞儀し、
香をくべて合掌すれば大丈夫です。
マスクを外すかどうかで悩むよりも、
落ち着いた所作を心がけましょう。
🟦Q5. 数珠(じゅず)を忘れた場合は
どうする?
数珠は仏式葬儀で
心を整えるためのツールですが、
参列者として必ず持参しなければならない
わけではありません。
忘れても、
両手を胸の前で合わせて合掌することで
十分に敬意が示せます。
もし自分の宗派・数珠の使い方が
分からなければ、
式場の係の方に一声かけて
「どのように進めたら良いか?」
をたずねると安心です😌
式場の案内パンフレット等で
数珠について触れていることもありますので、
参考にするのもよいでしょう。
5.のうひ葬祭の
サポート体制と
焼香マナーの
安心ポイント
岐阜県美濃加茂市・可児市・加茂郡八百津町を
主なエリアとして葬儀を行うなかで、
😑「焼香の作法ってどうすればいいのだろう?」
と参列前に不安を抱える方は少なくありません。
そんなときに頼りにしていただきたいのが、
地域に根ざした 葬儀社である
🌳株式会社濃飛葬祭 です。
式場にいらっしゃる参列者の方が
迷わないように、受付・式場内での
案内を丁寧に行っています。
例えば「焼香は ● 回です」
「こちらにお進みください」
と掲示・誘導をすることで、
初めて参列する方にも
安心していただけるよう配慮されています。
ここでは、
参列前に覚えておきたい
「安心ポイント」を3つご紹介します💁♀️
安心ポイント1
式場の案内に従えば迷わない
入口の掲示や誘導スタッフの指示に
「焼香回数」「参列場所」が
含まれているケースが多く、
それに従うだけで
参列の流れがスムーズになります。
細かい作法を完璧にしようと緊張するより、
のうひ葬祭スタッフからの「案内に従って進む」
ことで落ち着いて参加できます。
安心ポイント2
数珠・服装・姿勢、とりあえず
これだけ守れば大丈夫
焼香の回数や香のつまみ方で迷っても、
「左手に数珠を掛け、胸の前で合掌する」
という基本姿勢を守れば、
参列マナーとして十分です🙆
地域の慣習では、形にこだわるよりも
「心を込めること」が大切とする方が多く、
形式にこだわりすぎて慌ててしまうよりも、
落ち着いた所作であると
感じ良く映ります。
安心ポイント3
不安なときは式場スタッフへ
相談できる環境
株式会社濃飛葬祭では、
参列に慣れていない方も、
「焼香は何回ですか?」
「どう進めばよいでしょうか?」と、
気軽に受付や案内スタッフにひと声かけ、
安心して参列できる環境があります。
式当日は
😖「焼香は何回? 香をどうする?」
と少し迷っても、
このようなサポート体制が
整っていれば大丈夫です。
案内に従いながら、心を込めて参列することで、
故人への想いが自然と伝わる時間になります。
6.【まとめ】
“心をこめる”ことが
一番のマナー
今回の記事
「【保存版】焼香の作法と宗派の違い
岐阜・美濃加茂で葬儀に参列する前に」
を通して、参列を控える皆さまに向けて、
以下のポイントをお伝えしました。
✅焼香とは、香を手向けて故人を偲び、
心を落ち着けて参列するための
儀式であること。
✅基本の作法(立礼・座礼の場合)、
香をつまむ・合掌する流れ、
数珠を左手に掛けて進むなどのポイント。
✅宗派ごとに回数・所作が異なること
(例:1回・2回・3回など)
だからこそ会場の案内に従うことが
現代の参列マナーとして有効なこと。
✅よくある疑問
(順番を間違えたら?香を落としたら?
マスクは?数珠を忘れたら?)
に対する回答。
✅地元・岐阜県美濃加茂市・可児市・
加茂郡八百津町を中心に活動する
株式会社濃飛葬祭 のサポート体制
(案内・式場・スタッフ)を通じて、
安心して参列し、
焼香に臨める環境が整っていること。
そして、何よりお伝えしたいのは、
“形式”よりも“想い”が大切ということです。
回数や所作を完璧にしようと意識しすぎて、
気持ちがそぞろになってしまっては
本末転倒です。
会場で「焼香は1回です」
「この列どうぞ」と案内されたら、
その指示に従い、数珠を左手に掛け、
胸の前で合掌し、静かに香を手向ける。
その静かな所作の中に、
あなたの故人への想いが込められています。
参列前に「何回?どう進む?」と
迷う気持ちが少しでもあれば、
事前に式場スタッフへ確認するのも
ひとつの賢い選択です☝️
式当日は、案内に従いながら、
ゆったりと、丁寧に、
そして心をこめて参列しましょう。
そうすることで、
故人の旅立ちの時間が、
残されたご家族・参列者・
そして故人自身にとって、
温かく、安らかなものとなるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
参列にあたって少しでも
安心して臨んでいただければ幸いです。
















