可児市・美濃加茂市・加茂郡で
お葬式をお手伝いさせていただいている
🌳のうひ葬祭がお届けする
葬儀の豆知識。
今回のテーマは
【相続シリーズ①】
3か月以内の手続きと
判断ポイント
です😊✨
目次
1.【はじめに】相続は「時間との勝負」?
2. 相続手続きの全体像をつかもう
3.相続放棄?限定承認?3つの選択肢を知ろう
4.準確定申告ってなに?
4か月以内に必要な手続き
1.【はじめに】相続は
「時間との勝負」?
相続と聞くと、なんだか難しそう…😔
そう思う方も多いかもしれません。
でも実は、亡くなったあとに
やらなければならないことには
明確な期限があり、
「あとでいいや」と思っていると
手続きが間に合わなくなってしまう
ケースもあります。
この記事では、相続の手続きの中でも
特に重要な「3か月以内」に行うべきこと
を中心に、わかりやすく解説していきます💁
2.相続手続きの全体像をつかもう
相続に関わる手続きには、
大まかに次のような期限があります📅
●相続放棄・限定承認
相続の開始を知ってから3か月以内
●準確定申告
相続の開始を知ってから4か月以内
●相続税の申告・納付
相続の開始を知ってから10か月以内

こうして見ると、特に
最初の3か月が勝負どころです。
なぜなら、「相続するか放棄するか」を
この3か月で決めなければならないからです☝️
3.相続放棄?限定承認?
3つの選択肢を知ろう
相続人には次の3つの選択肢があります💁♀️
●単純承認
財産も借金もすべて引き継ぐ
(申告不要)
●相続放棄
財産も借金もすべて放棄
(家庭裁判所に申述が必要)
●限定承認
財産の範囲内で借金を返済
(相続人全員の同意と申述が必要)
単純承認 | 相続放棄 | 限定承認 |
---|---|---|
財産も借金も すべて引き継ぐ |
財産も借金も すべて放棄 |
財産の範囲内で 借金を返済 |
申告不要 |
家庭裁判所に 申述が必要 |
相続人全員の 同意と申述が必要 |
特に注意が必要なのは、
👤「借金があるかもしれない」
👤「資産より負債が多いかもしれない」
という場合です。
このときは、3か月以内に
「相続放棄」や「限定承認」を
家庭裁判所に申請しなければ、
借金も背負うことになります。
📌 こんな方はチェック!
✅故人の借金や保証人の履歴が分からない
✅家族が離れて暮らしていて、資産状況が不明
✅不動産の価値やローンの残額に不安がある
このような場合は、専門家や
市民相談窓口に早めに相談するのが
おすすめです。
4.準確定申告ってなに?
4か月以内に必要な手続き
「準確定申告」とは、
故人が亡くなった年の
1月1日から死亡日までの所得
(不動産収入、株式の配当所得など)を
税務署に申告することです。
これは相続人が代わりに行います🙋♂️
■ 基本の流れ
① 書類を準備する(源泉徴収票など)
② 申告書を作成する
③ 相続の開始があったことを知った日から
4か月以内に税務署へ申告
医療費が高額だった場合、
医療費控除で税金が戻ってくることもあります。
葬儀に追われて忘れがちですが、
期限があるため注意が必要です☝️
5.相続人と財産、
まずは「把握」が第一歩
■ 相続人の範囲(法定相続人)
🔹配偶者(常に相続人)
🔹子ども → いなければ親 →
それもいなければ兄弟姉妹
■ 財産の種類
🔹プラスの財産:
現金、預金、不動産、有価証券など
🔹マイナスの財産:
借金、ローン、未払い税金など
不動産がある場合は、
登記簿や評価証明書の取得も
検討しておきましょう。
6.のうひ葬祭のサポート
葬儀後の相談もできます
株式会社濃飛葬祭では、
葬儀後の不安な気持ちにも寄り添う
相談サポートをご用意しています💁♀️
例えば…
「相続のこと、誰に聞いたらいいか分からない」
「手続きの順番や内容を教えてほしい」
「士業の紹介をしてほしい」
地元密着の葬儀社として、
安心できるご案内を心がけています。
7.【まとめ】
まずは3か月以内に
“知ること”が大切
相続の手続きは、早めの行動が大切です☝️
特に
「3か月以内に相続放棄を検討する」ことは、
将来的なトラブル回避にもつながります。
何から手をつけてよいか迷う場合は、
まず「誰が相続人か?」「借金はあるか?」
を確認することから始めてみましょう😊
▶ 続きはこちら(※近日公開予定)
【相続シリーズ②】
相続税と遺産分割でもめないために