法要後の会食は、故人様と関わりのあったご親族の方が集まる大切な場です。さまざまな方が会食に参加されるため、しっかりと配慮し、おもてなしをしたいですね。 今回はそんな場所の選び方や、注意点などについてまとめています。
■会食場所は自宅?それともお店?
一般的に会食は、料理店かご自宅のどちらかで行います。料理店を利用するメリットとしては、片づけ等の手間を省く事ができることです。また、法要人数が多い場合にはご自宅に入ることが難しく、料理店を利用される方は多くいらっしゃいます。忙しい方や法要人数が多い場合は、料理店を予約しましょう。
もちろん、ご自宅でゆっくり過ごしたい場合や移動が難しい場合は、ご自宅を選ばれるご家族様もいらっしゃいます。その場合は、仕出し料理・ケータリングを利用するとよいでしょう。
■料理店の選び方・料理の選び方
料理店はご参列いただく方の人数に合わせて選びましょう。
法要の場に出される食事は精進料理が定番ですが、最近では必ずしも精進料理である必要はなくなってきました。注意点として、祝儀料理と呼ばれる鯛や伊勢海老などが出ないように、「法事で利用する」と事前に伝えておきましょう。
ただし迷われた方は精進料理を手配することをお勧めします。
また、高齢の方が多い場合は揚げ物を避けたり、食物アレルギーの方がいないか事前に確認したりと、法要に参列していただく方に合わせて料理の内容を決めましょう。
■いつまでに決めないといけないの?
人数が多い・週末に行う場合は希望の日に店の予約が出来ない可能性もあります。そのため、法要日はなるべく早めに決めて、店の予約をしましょう。
葬儀の1週間後には店を決めて仮予約をしておき、四十九日法要の1週間前には人数を確定して料理を決定することが望ましいです。
■会食の相場
食事をする地域やお店、選ぶ食事の内容によって費用も異なるため、1人当たりの予算は3,000円~10,000円程度を目安にしましょう。
参列する人数から予算を決めましょう。 また、ホテルなどで行う場合など場所によっては飲み物代もかかるお店もあります。事前に料金体系を確認したうえでお店決めをすることが大切です。
■まとめ
いかがでしょうか?会食場所は、ご参列していただく方に応じてご検討ください。また、上記でもお伝えした通り、直前の予約はお店の都合がつかない可能性もあります。法要日を早めに決め、会食場所の決定だけでもしておきましょう。
会場場所を選ぶ際に、どのように手配をすればよいか分からない方や、食事の内容、手配などについてお困りの場合は、お気軽に当社にご連絡くださいませ。
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