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のうひ葬祭のお葬式

        

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お葬式前後に必要なこと

遺品整理ってどうしたらいいの?適切な時期とタイミング

親族や身内の方が亡くなり、故人様の遺品整理をする機会というのは、長い一生の間でも何度も経験するものではございません。
そのため、いざご自身がしなければならなくなった場合、ほとんどの方にとっては、「どうしたらよいかわからない」、「亡くなってからどのくらいの期間でやらなければならないかわからない」とわからないことだらけではないでしょうか。

■遺品整理って何?

遺品整理とは

遺品整理とは、文字通り、「親族や身内の方が亡くなった際に、その方が生前に使っていたものや身につけていたものを整理・処分すること」です。

故人様の私物、つまり遺品を整理することで、その方が生きてきた証となるものと改めて向き合うこととなります。残された方は再び悲しみや寂しさに包まれてしまう可能性もあります。

いざ、遺品整理してみると・・・

しかし、遺品を整理せず、そのまま放置しておくと、見るたびに故人様のことを思い出し、心が重くなってしまうことも考えられます。

遺品を整理している間は、寂しさも感じることでしょう。しかし、故人様の私物を丁寧に仕分け、片付けることで、残された皆様の気持ちの整理にも繋がります。

残された皆様と故人様との思い出となる遺品の整理は、本来であれば十分な時間を設けて、行うべきです。しかし、故人様がアパートや賃貸マンションに居住されていた場合、部屋を空ける必要が生じます。そのため、なるべく早く着手する必要があります。 では次に、遺品整理を行う最適な時期について見ていきましょう。

■遺品整理を行う時期って?

遺品整理を行う時期

遺品整理を行う、最適な時期はいつでしょうか?

それは故人様がお住まいになっていたご自宅に引き続きお住まいになるかどうか、そしていらっしゃらない場合には賃貸物件か持ち家かによって変わります。

持ち家の場合

引き続きお住まいになる方がいらっしゃる場合やいらっしゃらない場合でも持ち家ならばすぐに片付けをする必要はございません。ですので、法要や相続がひと段落したら始められる方が多いのです。

その時に注意したいのがご家族様での話し合いです。

片付けをした方にとっては不要でも、別のご家族様には想い出が残っていて取っておきたい・・・なんてことは遺品整理を行っているとよくあることです。そのため、ご家族の皆様で取捨選択を行うことが遺品整理のポイントになります。

そのためには、例えば一周忌や三回忌など、ご家族様が集まりやすいタイミングで話し合いの場を設けることが重要です。回忌法要の後にご自宅でお集まりいただき、 残しておくもの・処分するものを決められる方が多くいらっしゃいます。 そのために事前にご自宅にある遺品をわかりやすいようにしておくとよいでしょう。

お住まいになる方がいらっしゃらず、賃貸の場合

しかしお住まいになる方がいらっしゃらず、賃貸の場合には早めの整理が必要になります。

賃貸の場合、相続を承認すると賃貸借契約も相続されます。つまり、賃貸借契約が継続します。そのためには退去届の提出が必要になりますが、退去届の提出から最短の退去日(14日後程度が多い)が設定されているため、なるべく早めに届け出を出さなければ、追加の賃貸料金が発生してしまいます。そのため、早めに退去届を出すのですが、この指定した退去日までに遺品整理を行う必要があるのです。賃貸で、もうお住まいにならない場合には早めの遺品整理が必要になってきます。

遺品整理の時期の目安

大まかな目安としては、持ち家ならば四十九日法要や親族皆様が一同に集まる一周忌などのタイミングで話し合うことがよいと言われています。
おひとりで遺品整理に手をつけてしまうと、トラブルを引き起こしてしまう可能性がございます。 遺品整理は、親族(相続人)皆様が揃い、話し合いながらするようにしましょう。

■遺品整理の注意点

遺品整理をご自身で行う場合も、プロの業者にお願いする場合も、気をつけなければならない注意点が3つあります。

1つ目:親族間のトラブル

相続される方が複数いらっしゃる場合、おひとりで遺品整理を行ってしまうと、金品の配分などをめぐったトラブルにつながる可能性がございます。

遺品整理をされる方に悪気がなくとも、無断で行ってしまうと、親族は良い気がしません。また、一度着手してしまうと、手をつける前の状態に戻すということができないため、後戻りができないのです。遺品整理は、「自己判断」では行わず、「相続人全員で一緒に」行うことでトラブルが起こりづらくなります。

2つ目:手続き書類の早めの準備・片付け

遺品の中には、手続きを行う必要がある書類があります。また、手続きが必要な書類の中には、期日が設けられているものもあります。特に、貴重品類の整理は、できる限り早いうちに片付けるほうがよいでしょう。

3つ目:処分に迷うものは、一旦保留にするべき

遺品を整理している途中で処分に迷ってしまうものが出てきたら、一旦、保留にすることをおすすめします。

故人様が亡くなられて、間もないうちに遺品整理を行わなければならない場合、故人様を失った悲しみが大きく、冷静な判断力を欠いていることが考えられるからです。
時間を置き、気持ちを落ち着けてから、あらためて判断すると「あのとき捨てなければよかった…」といった後悔をすることもなくなるでしょう。

■遺品整理の方法

では遺品整理をどのように行うかということをお伝えします。遺品整理を行うには、主に、「自分たちで行う」か「プロの業社へ依頼する」という2つの方法があります。それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

自分たちで行う

故人様の遺品を、自分たち(残された親族の皆様)で行う場合です。遺品の整理から、各種法的な手続きを含めて、最初から最後まで自分たちで行う形です。

メリットとしては、故人様の大切にしていたものや、残したものを丁寧に整理できること。費用が抑えられることが挙げられます。

デメリットとしては、気持ちの整理がついていない状態で行った場合、さらに悲しみが深まってしまう可能性があるということ。膨大な量の遺品を整理する必要があり、1日では到底片付かないということが挙げられます。

プロ(遺品整理業者)へ依頼する

もう一つの方法は、仕分けから手続きまでのすべてを、プロに依頼するパターンです。

遺品整理で注意したいのが、不用品回収業者と遺品整理業者の違いです。

不用品回収業者は基本的に捨てるものを回収します。そのため、すでに捨てるものが決まっている場合に依頼するのがこの不用品回収業者です。

一方で遺品整理業者は必要・不必要の分別も行います。ご家族様が遠方に住んでおられても、代わりにご自宅の鍵を預かり、お話をお聞きしながら代行して整理していきます。貴重品の捜索や遺品の買い取り、消臭作業なども場合によっては行うこともあります。そのためいらないものを捨てるのではなく、お部屋の片付けを代わりに行うのが遺品整理業者です。残されたご家族様がご高齢で片付けが難しい場合や、重いものを運びづらい女性である場合にも頼まれる方は多くいらっしゃいます。

遺品整理業者へ依頼した場合のおおよその金額は、下記の通りです。
料金目安
1R、1K30,000円〜80,000円
1DK50,000円〜130,000円
1LDK70,000円〜170,000円
2DK90,000円〜240,000円
2LDK110,000円〜310,000円
3DK130,000円〜400,000円
3LDK160,000円〜550,000円
4LDK以上210,000円〜750,000円
※処分品の量や建物状況によって料金が決定するためおおよその目安金額となります。

デメリットとしては上記の通り自分達自身で行う場合と比較して費用が掛かることですが、メリットとしては、迅速かつ丁寧に、遺品の整理をしてくれること。残された方のご意見を尊重し、対応が親切で故人様の残したものを適切に処理してくれる、といったことが挙げられます。

プロの手を借りようと思っても、料金やサービス内容が会社によって異なるため、どこに頼んだらよいかわかりづらいですよね。

そんなときはまず、のうひ葬祭にご相談ください。

■まとめ

遺品整理について悩んでいらっしゃる方・ご相談したい方は、のうひ葬祭にお気軽にご相談ください。

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